ご参加ありがとうございました!
一昨日、「なら小地域福祉活動サミット2017-広がれ、こども食堂の輪!全国ツアーinなら」が無事終了いたしました。
過去最大の476名の参加者をお迎えし、たくさんの気づきを共有することができました。
皆様の地元の活動に、少しでもヒントや元気をお土産として持ち帰っていただければ幸いです。
来年も、ぜひお会いしましょう!!!
<トピックス①>
基調講演では、湯浅誠さん(社会活動家・法政大学教授)をお迎えし、「こどもを真ん中においた地域共生の未来」と題し、こども食堂の動きを始めとした各地の実践をひきながら、地域づくりの可能性について講演いただきました。
小地域福祉活動とこども食堂の共通項である「居場所」を4つの機能(①衣食住など暮らしが成り立つ要素があること、②多様な人や価値観と出会う体験ができること、③自分にかまってくれる時間があること、④何かあった時に相談や情報が得られるトラブル対応があること)で説かれ、参加者の多くが頷きました。「こどもが動くと、大人が動き出す」「しょうがねぇな、と嬉々として出番・役割を果たす」、担い手をどう確保するかに悩む活動団体さんにとっても大きなヒントになったとの感想が寄せられました。
<トピックス②>
午後からの分科会は、4つの会場に分かれ、日頃の課題や関心事に沿ったテーマを深めました。
<トピックス③>
サミット終了後には、「奈良こども食堂ネットワーク設立式」を執り行いました。
ネットワークには、県内のこども食堂30団体とサポーター5団体(平成29年9月現在)とが参画し、実践交流や啓発を進めていく予定です。